[書評やーるー] ぱる通信

[201809]
・・・・あなたの知らない世界 ぱる出版へ

書店員の皆様、こんにちは!

前回も暑くてだらだらしています、と書いた気がしますが、今回(まだ8月時)も暑いのでいつも以上にゆるくお届けします。

・暗幕のゲルニカ(原田マハ著)

『楽園のカンヴァス』を先に読んでいてよかったー!と思いました。
前の作品に出てきた登場人物が再登場すると、ちょっと読んでいてニヤニヤしちゃいます。
『楽園のカンヴァス』は美術史を勉強しているような気持ちになりましたが、『暗幕のゲルニカ』は世界史や政治の勉強をしている気持ちに。
ピカソが「ゲルニカ」を完成させた時のことと、現代ではピカソ展をやるためにゲルニカをニューヨークの美術館に借りられるか?という話とが混ざって進んで行くのですが、個人的にはいつもの雰囲気よりもちょっと重たい話に感じました。
あとは原田マハさんの本だとゴッホについて書かれた『たゆたえども沈まず』がとても気になっているので、読むか悩んでいるところです。

・傷だらけのカミーユ(ピエール・ルメートル著)

『悲しみのイレーヌ』、『その女アレックス』、に続く第三弾。
『その女アレックス』がやっぱりインパクトが強かったので、今回は小さい事件(前に比べたら)に感じてしまいました。
でも相変わらず翻訳本なのに読みやすくてすごい。
説明が丁寧なんでしょうか?タイトル通り、今回もぼろぼろになるカミーユはちょっと気の毒でしたが…この人なんでこんなに事件に巻き込まれるんでしょうか…、というのは漫画で言えば金田一少年とかコナンくんでも思うことなのですが。
どちらかといえば今回はカミーユの心情が強く出ていたので気の毒になりながら読み進めていきました。
まだ翻訳されていない中編?があるようなので、それが刊行されるのを楽しみにしています。

・オーシャンズ8

オーシャンズ11を見たのがだいぶ前のことなので話もすっかり忘れてたのですが、今回は格好いい綺麗なお姉さんたちが活躍する話、ってことで見るしかないなと思って見てきました。
アン・ハサウェイがもう本当に超可愛くて本当にそれだけで見た甲斐がありました。
サンドラ・ブロックとケイト・ブランシェットも美しくて、かなりテンションが上がりました。
それにしても3キロのダイヤのネックレスが出てくるんですけど、赤ちゃんの体重と同じぐらいのネックレスって想像が出来ないんですけど。
首がもげそう…。

暑くて出かけたくなかったので、読書が捗る、と思っていたのですが、暑すぎて今度は本すら読むのが嫌になってしまい…。

私、こんなに汗っかきだったっけ?と心配になるぐらい毎日汗だくでした。

早く涼しくなってくれると良いですよね。

読みたい本がたくさん積み上げられているので頑張らなきゃ。

皆様も体調に気をつけて下さいね。

また次号、よろしくお願いいたします。(Y)

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