招待客ってこんなに大変なのかな

[201604]
どうやら私の年齢はいわゆる結婚式ラッシュらしく、周りからは「これから大変だよ」と脅され、同級生は「毎週のように結婚式があるよ」と言っている子もいるので、それなりに覚悟を決めていました。

でも中学の部活仲間はとっくの昔に結婚している子ばかりだし、大人になってから趣味を通じて知り合った子たちとは結婚式に呼ぶ・呼ばれるような間柄でもなく、平穏ではあるものの「あれ?私の友達少なすぎ…?」そんな中、数年ぶりに高校時代の友人から電話があり、結婚式をするから来て欲しいといわれ、「やったー!初めての結婚式だ!」と浮かれていたのは去年の夏頃のことでした。

招待状の返事の出し方。「ご出席・ご欠席」の『ご』を消す方法って、だいたい横線二本を書くような、一般的な訂正の仕方と同じだと思うのですが、最近は『寿』を上から書く、というなんだかよくわからない消し方もあるそうです。

そこまでする必要は果たしてあるのでしょうか…。

私は横線二本で消しました。

そして問題は服と髪と持ち物です。

パーティードレスなんて持っていませんし、以前二次会へ行った時には友人や親に借りました。

でももういい大人ですし、さすがに自分のワンピースを買わなければならないと思い、探し始めました。

検索するとまず大体通販のページに飛ぶのですが、これがまた派手な巻き髪スタイルのお姉さんがモデルになっているお店が多く、正直自分の着ているイメージがまったくできません。

『芸能人のお呼ばれスタイルまとめ』…着ている人効果が大きすぎて参考にならず。

次に『お呼ばれ服マナーまとめ』で、私がうんざりするほど見た『NG』なもの……フラットなパンプス(ヒールは7cm以上が好ましい)、革製品のバッグや靴、つま先の開いたパンプス、ウエッジヒール、黒いタイツ、サブバッグ代わりの紙袋、短すぎるスカート、肩を出したデザインの服、etc…。

調べれば調べるほど何を着ていけばいいのかわからず、結局母に服を借りました。

当日は3月の上旬なのにあたたかくいいお天気で、友人の花嫁衣裳は本当に綺麗でした。

お色直しのドレスも本人のイメージぴったりのようなドレスですごく可愛くて、華やかで幸せいっぱいの結婚式でした。

美男美女って本当に絵になるもので、少女マンガのようというか、お姫様と王子様の結婚式のような感じでした。

ちなみに招待客の中にはウェッジヒールの子もいれば、つま先の開いたパンプスの子もいました。

派手すぎないけどかわいらしいワンピースを着ている子ばかりで、自分の写っているどの写真も、どう見ても私は保護者というか…同い年の子たちとは思えない、私のドッシリ感が伝わる写真ばかり。

無理をして派手な服を着ても似合わないけど、地味すぎるのも浮きますね。

いい勉強になりました。

これで次回誰かに呼ばれた時にはもう少し余裕を持って行けるはず!

ちなみに行き帰りにぺたんこの楽な靴を履いていったのは正解でした。

ヒールは履き慣れてないとつらい…。

こんな感じで、無事に(?)初めての結婚式お呼ばれは幕を閉じたのですが、花嫁の「Aちゃん(私)の結婚式も楽しみにしているからね!」という一言(その日だけで3回ぐらい言われました)は、親や親戚からの言葉よりもよほど重くのしかかりました。(Y)

 

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