その7「家庭用ゲーム(継続中。13年目)」
・一途だった私ファミコン、スーパーファミコン、ディスクシステム、セガサターン、ゲームボーイ、メガドライブ、PCエンジン、プレイステーション、プレイステーション2……。 それ以降のハードは持っていないが、振り返ると、いろいろな家庭用ゲーム機にお世話になってきた。 「あー、あったね、そういうの!」と思い出す方もいらっしゃるかもしれない。 小学1年生のときに、あの伝説的ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」とともにファミコンを購入してから、数年ごとに新しいハードを手にしてきた。 決して浮気症というわけではない。私はどちらかというと、一途な方だ。 むしろその一途さゆえに、さまざまなハードに手を出したと言える。 具体的には、サッカーゲームの存在がそうさせたのだ。 各ハードからは、固定客をつかむべく、さまざまなジャンルのソフトが開発され、しのぎを削っていた。 そんな中私は、他のジャンルには目もくれず、サッカーゲームにばかり夢中になった。 例えばこんなソフトがあった。 ◆ファミコン…「サッカーリーグ ウィナーズカップ」「熱血高校ドッジボール部 サッカー編」「テクモ ワールドサッカー」「燃えろ!!プロサッカー」 ・夜中の3時までやめられない……分からない方には申し訳ないが、ウェブで過去のソフトの名前を調べながら、今とてもウキウキした気持ちになっている。 決して甘さはないが、これも一つのココロオドル青春の日々……。遊びに来る友人を次々と返り討ちにするあの快感。 しかし私はその快感を25歳のときに手放した。 楽しくて途中でやめられなくなり、夜中の3時までゲームをしていることに、勤め人として疑問を抱き始めたのがキッカケだ。 学生のときはそれで許された。でも社会人となっては……。 13年前までの歴史を振り返るつもりが、なんだか無性にゲームをやりたくなってきた。 もし選べるのなら、スーパーファミコンの「実況ワールドサッカー」だろうか。 日本がワールドカップ初出場を決めた当時としては画期的だった、音楽ではなくリアルに実況をしてくれるあのゲームを、できれば夜中の3時まで友人と楽しみたい。 「中田、シュート~。アー惜しい、ゴールポストに嫌われた~!」 (了)
|
Pingback: その6「パチンコ(継続中。11年目)」 | WEBぱるマガジン