9.恐ろしい子～月影千草～

・なんと繊細なガラス細工

おやおや鷲谷さん、商品ディスプレイが格段にハイセンスなブースを見つけましたよ。

ピアスとかを売っています。

よく見るとガラス細工じゃありませんか。

なんと繊細な。

で、まず「あ、プラやレジンじゃないんだ」という驚きがありました。

よそのクラフト系イベントならわりかし当たり前なんですがWFでかわいいガラス細工は珍しいです。

・作るだけでは飽きたらなくなって

作家の人に聞いたら、とんぼ玉の教室に行ったのがきっかけでガラス細工にハマったんだそうです。

教えられたものを作るだけでは飽きたらなくなって、こうして自分で作家としてWFに出展しているわけですね。

モチーフもテントウムシや花、カエルちゃんなどサイズがめちゃ小さいながらしっかりキャラクターがわかるもので、しかもピアスを見てもらうとわかりますが身につけて楽しい感じです。

ていうか普通にお店で売ってるクオリティ。

・オッサンには思いつかないレベル

小瓶が並んだ小さい棚も気の利いたものですが、ピアスの台が泣かせます。

芝生テクスチャに小花とかテントウムシだなんて、オッサンには思いつかないレベル。

品物のサイズが小さいので、まずディスプレイで客の足をストップさせないといけないわけです。その点これはかなりのものです。

そこまで考えてのことかはわかりませんが、ピアスのセットはかわいすぎます。

・あれでガラスを溶かせる

自分ちでガラス細工ってできるんですか、と質問しました。

だって、こういうのは窯があるアトリエじゃないとできないって先入観があるじゃないですか。

したっけ、自分ちでやってるらしいです。

中学理科とかで使うガスバーナーありますよね。縦に細長いパイプ状の。

あれでガラスを溶かせるらしいんですな。このレベルの工作がキッチンでできるわけです。

すげえ。

でもでも材料はわりと特殊ですよね、と訊けば浅草橋か合羽橋で購入可とのこと。

これまた意外、というか灯台下暗し。

色付きのガラスを作れるペレットというか粒があるんですって。

合羽橋で買うことができる材料をキッチンで細工して、WFで異彩を放つアイテムができあがる。

古参のモデラーとか精緻なディテーリングが好きな人にとってはいろいろあるかもしれませんが、これはこれでダイナミックな話だと思うんですよね。

ガラスいじらねえだろ、普通。

僕は感激しましたよ。

・女の子もどんどん来たらいい

模型イベントのくせして手芸ジャンルをも包含できるワンダーフェスティバルの間口の広さなんですが、そのおかげでクラフト系のディーラーもこんなふうにどんどん増えています。

んで、こういうことはいいことだと思っています。

異業種交換会じゃないですけど、工作のヒントや技術交換が盛んになるからです。

だから女の子もどんどん来たらいいのに！

ガラス細工m-pool　 http://www.m-pool.me/

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