5.妙にリアルな小便小僧にドキリ!
先日、散歩の途中にスーパー銭湯へ寄った。 最近はあちらこちらにあるスーパー銭湯。 スーパーというくらいだから、銭湯よりはスーパーである。 何がスーパーかといえば価格がスーパーなのだ。銭湯の倍だったりする。 ちなみにいまの銭湯は460円。 スーパー銭湯は700~900円くらいのところが多い。 とはいえ、健康ランドだと1000円以上のところが多くて、それよりは安いということになる。
スーパー銭湯は朝から深夜までと営業時間が長いこと、露天風呂、サウナなどいろいろなお風呂があることなどが特徴である。 もちろん風呂上がりにビールが飲めたり、ご飯が食べられたりもする。 なかなか楽しい場所なのだ。
ところが、その楽しいスーパー銭湯の脱衣所に「携帯電話の使用禁止」という貼り紙があった。 なるほど、みんな静かに風呂に入ろうというのにそばで会話されてちゃかなわんからだろうからな、などと思ってい服を脱いで風呂に入ろうとしたら、浴場の入り口にまた貼り紙があった。 浴場での携帯電話の使用も禁止だとあり、「最近は温泉施設で同性(男性が男性の、女性が女性の)裸を盗撮する事例が増えております~」というわけで、浴場にはタオル以外のものを持ち込むのは禁止ということだ。
昔じゃ考えられなかったけど、たしかに最近の携帯は動画なんかも撮れちゃうしねぇ。
さて、今回の散歩は銀座。 銀座といえば、「今春湯(こんぱるゆ)」という銭湯がある。 声に出して言いたくなる語感だ。 「こんぱるゆぅ、いこうよ」とつい言いたくなってしまう。 この今春湯は銀座のど真ん中、今春(こんぱる)通り沿いにあるビルの一階にある有名な銭湯である。 散歩の途中にふらりと寄ってみるのもいいだろう。 こちらはスーパーではないので、銭湯料金の460円。 手ぶらで行ってもいい。 タオルなどは売っている。夏の散歩で汗をかいたときにさっぱりするのもよし、冬の散歩で冷えた体を温めるのもいいだろう。 さて、お湯に入ったら、銀座四丁目方向へまっすぐ歩こう。 すると晴海通りのところに天賞堂のビルがある。 天賞堂というのは明治からの老舗で高級時計や貴金属のお店。戦後は鉄道模型なども扱い、マニアの間では有名なお店だ。 その店の下を見ると小さな天使がビルの影から通りをのぞいている。 小さいのでわかりずらいかもしれないが、手には弓矢を持っていて実に可愛い。 近寄ってみるとちゃんとおちんちんもついている。 いいのかなぁ、銀座の町の真ん中で全裸だよ。
さて、銀座から京橋そして日本橋まで足をのばそう。 中央通りをこのまままっすぐ進めば神田方向だが、そちらへは行かず、日本橋を隅田川の方向、つまり右側へ曲がる。 すると日本橋人形町があり、浜町へ出る。明治座の隣にあるのが浜町公園である。 ここの公園の入り口に小便小僧がいる。 小便小僧というとさきほどの天賞堂のような天使の姿を想像するが、そうではない。 ごく普通の日本人の児童というかんじで妙にリアルなのだ。 しかも片手を挙げ、なんかこっちに挨拶しながらおしっこされているかんじである。
目が合うと少し照れてしまう。 いや、そんなことよりも児童ポルノに関する規制が厳しくなろうとしている昨今、これはいかがなものだろうか。 こんな写真を撮ってパソコンの中に入れておくこと犯罪になるかもしれない。 メールで原稿を送ったら、このパソコンから画像は削除しておこう。
東京都中央区銀座8-7-5
銀座 天賞堂 東京都中央区銀座4-3-9
浜町公園 中央区日本橋浜町二丁目59番1号
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