7.おかず横丁でおかずを買う

今回歩くのは台東区鳥越にあるおかず横丁だ。

ちょっとした商店街なんだけど、どこの駅からも離れている。

昔ながらの商店街って砂町銀座商店街なんかもそうだけど、駅から遠いところがけっこうあるんだね。

DSC06701_R

ちなみにおかず横丁は最寄り駅が、JR総武線の浅草橋駅から北へ歩いて8分。

都営大江戸線の新御徒町駅からは南に歩いて8分。

 

商店街は左衛門橋通りから清洲橋通りまで伸びる一本の道。約230m。

 

今はちょっとさびれているけれど、昔はとても栄えていたそうだ。

では、なぜ、ここに商店街ができたのか。

第二次世界大戦、東京は何度も米軍機の爆撃を受けて、焼け野原になったのだけれど、この左衛門橋通りから清洲橋通りの間だけは空襲の被害を受けなかったそうだ。

 

そう、教えてくれたのは『今むら』という町中華の女将さん。おかず横丁より一本北の路地にあるお店で看板には「中華 とんかつ」とある。

ここの女将さんが子供のころ、空襲で焼け出され、引っ越した先も焼け出され、3度目にやってきたのが、ここだそうだ。

3度目の正直でここも焼けるかと思ったら、戦争が終わって、焼け残った。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

この近くには工場などがあって、そこで働く人たちが多く、そんな人たちがおかずを求めてやってきたそうだ。

 

先ほどの『今むら』さんの女将さんによれば、昭和20年代から30年代にかけてはかなりの人通りがあって、スリが出たこともあったのだそうだ。

 

今では、魚屋さん、佃煮屋さん、味噌屋さんなどなどおかず系のお店はわずかに残るば
かり。

 

さて、おかずというと、ごはんのおかず以外にも使われていたりする。

音楽でおかずといえば、ドラムのフィルイン。

隙間を埋めていく即興の演奏のことなんだけれど、それ以外にもおかずというと、オナニーの際の材料という意味もある。

 

僕の若いころはまだインターネットなんてなくて、エロ本を買うしかなかった。

ひとり暮らしをして、エロ本を買い放題になって、喜んだことは言うまでもない。

実家にいたころは、親に見つからないように買ってきたエロ本をいろいろなところに隠すのが大変
だったのだ。

 

ちょうど僕が一人暮らしを始めたころは、ビニ本ブームというのがあった。

これは、エッチな写真集が立ち読みできないようにビニール袋に入れてあるものだった。

表紙と裏表紙だけを見て、買うか買わないかを決めるものだ。

賭けだった。

部屋に持って帰って、ビニールを破るときはドキドキした。

もちろんハズレのこともあれば、あたりのこともあった。

 

しかし、ハズレであっても悔しいので一回は使ってやろうと頑張った。

もちろん、あたりのものはよく覚えているが、ハズレだったもののよく覚えているのはそのためだろう
か。

 

ちなみにここおかず横丁では、その手のおかずは売っていない。

 

今むら
東京都台東区鳥越1-11-10

 

One Comment

  1. Pingback: 6.東京のドテを歩いてみる | WEBぱるマガジン

コメントを残す