4.長距離バスの旅 – セブ島、フィリピン
・謎フルーツ売りここはフィリピンのセブ島にあるバスターミナルです。 現地のカメラマン兼ガイドを雇って、北にある島々を周りに行きました。 セブ島にはマクタン島という小島に国際空港があり、東京から直行便もあり、この島の周辺に行くのにはとても便利です。 マクタン島の北部には豪華ホテルがあり、きれいな環礁と青く透明な海が広がっています。 しかし、それはほんの一部で島全体から見るとまったく違う世界のようです。
さて、その国際空港内、もしくは歩いて数分のところにバスターミナルがあると思っていた私ですが、そのバスターミナルはセブ島本土にあるということが判明しました。 マニラから来た現地カメラマンも知らなかったようで、ここでの移動はタクシーが主流になります。 空港からそのバスターミナルまで行くのに20分ほどかかりました。 他のアジアのバスターミナルというともっと人がごった返してパワフルな印象を受けますが、ここはかなりおとなしかったです。
それでも、バスに乗れば地元のフルーツやお菓子を売りに、売り子がバスの中まで入ってきます。 彼らはもちろんそのバス会社が雇っている正規の従業員ではなく、バスが出発するころには降りてしまいます。 しかも1人ではなく、順番に2人、3人と入ってきます。 私は日本円で数十円のライチに似たフルーツを買って、旅先で食べていました。 味は甘酸っぱさのなかに苦味が混じっているので、ランブータンのほうが大ぶりで甘くておいしいです。 旅の途中でトイレ休憩もありましたが、そこでもいろいろなものを売りに来ていました。 日本のドライブインでは外に店舗を構えて果物などを販売していますが、ここでは積極的に営業をかけて売り込んでいました。 1日に往復20本以上のバスが停車するので、まったく商売にならないことはないでしょうけれど、何か効果的なアイデアあれば成功するかもしれないですね。
・WiFiバスとは…ところで、このバスですが、「FREE WiFi ON BOARD」と書いてあります。 フィリピンでもこうしたインフラが充実しているんだと喜んだ私は早速スマホにつなげてみました。。。 たしかにWiFiはつながっているのですが、それはバス内だけで、外のインターネットにはつながっていませんでした。 バスの中でつながっているので、「FREE WiFi ON BOARD」という言葉に嘘はありません。 こういったかたちだけのサービスとしたたかさを理解しないとここでは生きてはいけません。 さすがに東南アジア、これからが期待できます。
5.本当の余暇の過ごし方を考える – フィリピンの個人所有の孤島にて に移動
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