3.ところ変われば、名前も変わる – 世界規模の有名ハンバーガー店 in KL
・サムライだそうです日本ではどこの町に行っても必ずあるファーストフード店が、クアラルンプールにももちろんあります。 クルマで高速道路を飛ばしていけば、ドライブインには米国のフライドチキンやハンバーガーを売っている店舗に来ることができます。 マレーシアはイスラム教なので、一部の人たちを除いて豚肉を食べませんが、鶏肉と牛肉は一般的に食べられています。 通常ハラルと言って、有資格者がお祈りをあげて血抜きしたこれらの肉以外は口にしませんが、こうした米国企業の食べ物はどうなのか、現地のマレー人に聞いたところ、「すべて、ハラルミートです。」という返事が返ってきました。 これで彼らも安心してこの店のハンバーガーを口にできるわけです。 さて、クアラルンプールのメニューは、日本のそれとは少し違います。 ヨーロッパでは観たことがあるハンバーガーやまったく聞いたことがないメニューも存在しています。 写真のハンバーガーは、名前が「サムライ・ビーフバーガー」。どこがサムライなのか説明を求めても「それは君のほうがよく知っているんじゃないのか?」と言われてしまいました。 しょうがないので、日本ではこうした料理のことを「照り焼き」ということを教えました。 「醤油と砂糖でテカったソースを塗って焼いた料理」と言っても、それのどこがサムライなのかは不明です。 地元の人に「単なるギミックだよ」と言われて納得するしかありません。
・HAHAHA..ジャパニーズはいちいち細かいな写真のサムライ・ビーフバーガーのようにいつも思うことですが、日本以外の国では商品の作り方が雑というか、美しさに欠けるというか、中身の品質は維持しているでしょうが、見た目がよくないものがあります。 何回かクアラルンプールを訪れて、数店舗でいろいろと食べて見ましたが、とてもきれいに作っている店もありました。 おそらく各店舗の品質管理が一定ではないということでしょう。
さて、このサムライ・ビーフバーガーですが、中華正月にならないと店頭に販売されないそうです。 しかし、私がこの写真を撮ったのは今年の夏なので、期間限定の人気商品だったということでしょう。 マレーシアではハラルとノン・ハラルに分かれて、デパートやスーパーのレストランやフードコートでは、料理もマレー料理、中華料理、インド料理と完全に分かれていますが、ファーストフード店には人種にかかわらず訪れるので、グローバル化というのは「米国化」といった印象を受けます。
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