8.公共交通のない都市はかなり不便

・遅刻は30分までOK

日本の大都市は地下鉄がなくても電車やバスが整備されていることがあたり前の状態です。

8_1タクシー

これに慣れているとこうした公共交通機関が未開拓な都市に行くととても不便に感じます。

ビジネスで滞在するなら、現地の運転手を雇ったり、タクシーを活用したりしますが、いずれにしても道路の交通渋滞は避けられません。

人は大勢いてにぎやかですが、基本的なインフラ整備ができていないと、海外から来たビジネスマンたちは、最初にその都市の不便さに驚くことでしょう。

現地の人たちは約束の時間を守らないで、平気で遅刻してきます。

それが30分や数時間になることもあります。

それがプライベートだけならその国の習慣で済みますが、ビジネスにおいてもそれがあり得ます。

例えば、現地の不動産物件を見にいくにしても、30分ほどの遅刻は許容範囲らしいです。

交通渋滞でさらに遅れることもありますし、時間的に間に合うのか不安になってしまいます。

こうした彼らの経験とわがままが優先されているように思えますが、いざ契約となると担当者にもよりますが、迅速な手続きを行います。

こちらが銀行口座を開設したいと言えば手伝ってくれますし、いろいろと骨を折ってくれます。

「もっと早く出発していればよかったのに」と感じたことはありますが、結果的にはよかったことが多いです。

交通渋滞がなかったら彼らが時間を守るかと言ったら、そうではないかもしれません。

 

・現地の日本人はやっぱり時間厳守

個人差はあるものの遅く来ることはあっても、早く来ることはないだろうと思っていなければビジネスにはならないこともあります。

そうなると午前と午後でことなる業者に会うとか、日程を調節して1日に2つの業者だけに頼むなど、かなりゆるいスケジュールを組む必要があります。

現地人と結婚した日本人の方がいましたが、彼は時間厳守で物件以外に近隣のホテルやビーチなどにも連れて行ってくれました。

何も言わなくてもお客さんがどうしたら楽しく時間を過ごせるのかを考えて企画していることがよくわかります。

そこはマニラのような大都市ではなく、セブ島のリゾート物件でしたが、交通渋滞は都市部では避けられません。

日本で言えば静岡や長野のような地方都市ですが、もちろんそれらを比較して便利だとは言えません。

そうした環境のなかできめ細かいホスピタリティを考慮されていればビジネスが成功する可能性は高いかもしれません。

顧客が何を基準に商品を選ぶかはもちろん重要ですが、同様の商品があれば誰から書いたいかが選択を決めるはずです。

 

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