その5「コーヒー(継続中。2年目)」
・「コーヒーでいいですか?」「いえ、アイスティーをください」昨年からコーヒーを飲むのをやめた。 理由は、健康診断で胃にポリープらしき突起物があると判明したから。結果として、その突起物は3ヶ月後に「異常なし」と判断されたのだが、胃に負担をかけている理由として、カフェインの多量摂取に行き着き、日に3杯は飲んでいたコーヒーをやめた。 朝、目覚めの一杯。 こうした習慣をやめるのはなかなかキツかった。 しかも、コーヒーというのは、すでに日本社会の文化として根付いており、自分の意思だけでは避けては通れなくなっている。 例えばこんな1日を想像してみてほしい。 朝。起き抜けに妻が声をかけてくれる。「コーヒーでも飲む?」。元来、人の誘いは断らない私としては、「NO」というだけで、相当のエネルギーを使う。 会社到着。特に夏場であれば、冷たいアイスコーヒーで一息つきたい。でも、それも叶わず、豆乳ジュース(コーヒー味)で紛らわす。 昼食後、お腹いっぱいになり、少し目を覚ますにはコーヒーはもってこい。周囲の同僚のデスクからはコーヒーの芳ばしい香りが漂ってくる。でも、我慢、我慢…。 外出したお客様先では、コーヒーを出される割合が5割くらいだろうか。私だけ一口も口を付けられない。 アフターファイブ。知り合いと喫茶店に入る。 ・たかがコーヒー。されどコーヒーやめてみるとよく分かるが、コーヒーとお酒は、社会の潤滑油だ。 無くてもなんとかなるかもしれないが、コミュニケーションは間違いなく面倒になってくる。 たかがコーヒー。されどコーヒー。 皆さんも飲み過ぎにはくれぐれもご注意くださいね。 あー、ジョージア飲みたい……。
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