9.リンクス・アカデミーでレッスン開始
・英国ブレックファストに満足いよいよアカデミーでレッスンを受けるときです。 早朝からクルマで10分ほどして到着しました。 前日に場所を教えてもらっていたので迷わず来られました。
レセプションでレッスンの支払いを済ませてもレッスン開始時間に余裕がありました。 レセプションのスタッフは気さくが初老の男性で、「クラブハウスでブレックファストが食べられる」というので行ってみました。
ここはリンクスのイーデンコースなどの誰でも気軽に入れるクラブハウスで、オールドコースのようにメンバーシップがなければ入れないところではありません。 クラブハウスのスタッフに朝食を食べたい旨を伝えるとレストランがあるというので案内されました。 天気も良くて明るい店内で、数人のアメリカ人やヨーロッパ人のグループがプレイ時間を待っていました。 若いスコットランド人の女性にフルブレックファストを注文すると、パンの種類と卵の焼き方を聞いてきたので、胚芽入りのパンと目玉焼きを注文して、紅茶をつけてもらい、久しぶりに食べる英国のブレックファストにとても満足しました。
食事が済んでレッスン時間が近づいてきたのでアカデミーに戻ると一緒にレッスンを受ける数名がロビーで待っていました。 インストラクターとチャンピオンズルームという別室に行き、レッスンが始まりました。 ・国際色豊かなメンバーとのレッスンまず、自己紹介から始まり、私が東京から来た日本人だというと皆驚いていました。 他の受講生はエディンバラから来た紳士的な中年男性とダンディから来た『千と千尋の神隠し』の湯ばあばと『ムーミン』のミーを足して二で割ったような陽気で元気な老婦人以外は全員外国人でした。 アメリカのデンバーから来たという若いときのソフィア・ローレンに似たおおらかで明るい女性、ゴルフは初めてというタイ人の奥さんがいるドイツ人の青年、自分たちの目標に忠実で独立的なオランダ人女性と南アフリカ人男性の中年カップルと私です。
何人かはゴルフ歴も長く、ハンディキャップもあり、ヨーロッパを旅行中だとか、時間に余裕がある人たちでした。 エディンバラから来た紳士は、20年以上のゴルフ歴があり、私にエディンバラにもゴルフ場があるけれども、セント・アンドリュースまで足を伸ばす価値があると言っていました。
それから、最近では皆忙しく、ゴルフ人口も減っているそうで、エディンバラにある近所のゴルフ場が閉鎖したと言っていました。 それは日本でも同じことだと思いこの期間を楽しむことにしました。
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