22.まだ3歳だというのに。。。
・医療費が本当に高いんですつい先日のこと。 息子と同じクラスの子のお父さんが、珍しくスクールバスの停留所にいた。 いつもはその子のお母さんがバス停まで送りにきているので、どうしたの?と聞くと「いや、下の娘が病院にいったからさあ」という。 その娘さんはとても愛想もよくて可愛らしく、いい育ちかたしているなあ、いい親子だなあと素直に思える家族。 病院と聞いて、てっきりインフルエンザとかにかかって熱でも出したのだとばかり思っていた。
それから数日たって、息子が入っているボーイスカウトの団長から全体メールが来た。 曰く、 「Aちゃん(その3歳の子)が先日、突然脊髄炎に掛かってしまい、手足の自由が今までのようには利かなくなってしまいました。今入院していますが、人口呼吸器をつけながら毎日頑張っています。ついては募金活動を始めたいと思いますので、ご協力お願いします」 と書かれていた。おいおい、本当かよ。。。
もうオイラなんか殆ど毎日バス停でその子を見掛けていたからビックリ。 この国は医療費が本当に高い。 だから長期入院ともなると莫大なお金が掛かるのは誰もが分かっている。 募金も早速始まった。
まずは、早速クレジット決済で募金を募れるウェブサイトが立ち上がったので、我が家も迷わず募金に参加。 ・相互扶助も形を変え進化するもう一つ、これよく出来ているなあと思えるウェブサイトも立ち上がった。 その子のお母さんが毎日病院に付き添わないといけないから、上の息子さんやお父さんに食事を作ってあげられない。 ならば皆で順番に食事を持っていってあげようという事で、誰が何日にどんな食事を持っていくかをスケジュールできるウェブサイトを利用して、早速開始。 このサイト、素晴らしいアイデアだなあととても関心した。こんなサイトです。 https://www.mealtrain.com/
早速募金のお金が集まりはじめ、食事も一ヶ月程先まで殆ど埋まった。 困った人がいたら、助けられる人は援助の手を差し伸べるというアメリカ人の考え方といえばいいのかな、人々の暖かさを感じた。 と同時に、アメリカ人ほどは募金に積極的でない日本人として、自分も色々と考えさせられた。
Aちゃんはというと、早目に病院に連れて行ったお陰で、ダメージを最小限に抑える事が出来たとの事。順調に回復しつつあり、リハビリで手足の自由も少しづつ改善に向かっているとの事。 本当によかったよかった。頑張れAちゃん!
23.忠誠の言葉 (Pledge of Allegiance) に移動
|