14.いつかはオールドコースでプレイしたい
アカデミーの横からオールドコースの16〜18番ホールがのびています。 早朝はジョギングやウォーキングをしている人たちもいます。 誰もいなければコースに入ることも可能です。 オールドコースはハンディキャップがかなり低くないとプレイができませんし、世界中からゴルファーがプレイしに来るので、オープン戦などのイベントがないかぎり、毎日早朝からプレイが行われています。
ここでプレイしたい世界中(アメリカ人が多い)からのゴルファーが多いため、予約はかなり先でないとできません。 リンクスのメンバーシップならば、気軽にプレイできるショートコースやイーデンコース、オールドコースと並んでいるニューコースやジュビリーコース、キャッスルコースでも気軽にプレイできるでしょうが、オールドコースは現地に行って予約して気軽にプレイすることは無理のようです。 そんなオールドコースですが、第1ホールと第18ホールを横切る一般道があります。 各ホール近くには歩行者のための標識に「ゴルフ中なので注意」と書かれていますが、プレイ中でも旅行者が石橋の上で写真を撮ったり、クルマが横切ろうとしたりしています。
第1ホールではキャディやスタッフがよく注意を促していますし、第18ホールでは「ファー」と大声を上げているゴルファーたちがよくいます。
コースの横でジョギングやウォーキングをしている人たちがいるので、日本だと河川敷のゴルフ場が一番近いかもしれません。 しかし、ここはコースの真横なので、下手なゴルファーは危なくてプレイできないでしょう。
それでも、ボールがコースから外れたところから打とうとしている人もいます。 私が歩いてアカデミーに戻ろうとしたときにホテルの塀に隠れている怪しい老人がいたので、通りすぎようとしたら、前を指さして「行かないほうがいい」と言いました。
先を見たらコースからはみ出て、ちょうどホテルの横にある練習用のグリーンから第17番ホールのグリーンに打とうとしているゴルファーがいました。 そのゴルファーが打ち終わると老人は「大丈夫です」と言って歩いて行きました。 ウォーキングの途中だったのでしょう。結構速足でした。 オールドコースのクラブハウスはメンバーでないと入れません。紳士クラブのような格式高いところです。 クラブハウスすぐ前のベンチにはメンバー専用と書いてありますし、駐車場にはベントレーのような高級車も停まっています。
しかし、ここのスタッフはそうした閉塞感にストレスが貯まるのか、裏のゴルフ博物館に面した道路沿いに出て喫煙している人たちが多いです。 オールドコースでプレイするのにこのクラブハウスを使用する必要はないので、誰でも予約できればプレイは可能です。 私もいつかはオールドコースでプレイしたいものです。
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