その14「理解のある夫(継続中。3年目)」
・パソコンもスマホもできる限り自粛する前回の「威厳のある父」に続いてやめたのが、理解のある夫だ(正確には、そういう夫を目指すと言うことをやめた、ということ)。 イクメンという言葉に翻弄されていた私は、良い父親であると同時に、理解のある夫にもならなければならないと、当時自分を律していた。 妻にしてみたら、そのような努力を私がしていたことすら気づかなかったかもしれないが、確かに私は無理をしていた。 妻の言うことは基本的にすべてOKを出す。 そもそも何か問題が起きる前に先回りして対応する。 休みも自分の時間は夜みんなが寝静まってから。 それ以外の時間はパソコンもスマホもできる限り自粛する。 ・「良い」加減の夫くらいでちょうど良い「◯◯くんのパパは、こんなこともやってるんだって」という話を聞けば、負けじと自分もチャレンジする。 そんなストイックな生活も、威厳のある父親の挫折とともに、終了した。 理解ある夫も、威厳のある父親と同じく、あまり無理をしすぎても長続きしないらしい。 いい加減ではいけないが、「良い」加減の夫くらいでちょうど良いのではないかと、妻には言えないがこっそり思っている。 以上。
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