1.ダッハウ強制収容所ツアー その1

ある仕事の関係でドイツのミュンヘンに行くこととなりました。

ドイツはイギリスにいたときにケルンやボンなどを旅行したこともあり、どんなところかは想像がつきました。

 

さて、ミュンヘンに来ていろいろ観光するところはあるでしょうが、日本人があまり行きそうにないところへツアー参加したほうがおもしろいので、近場で探したら「ダッハウ強制収容所」がありました。

 

以前から行きたいと思っていたところではありませんが、せっかくドイツに来たのだから、暗い歴史部分に触れることに興味を持ち、ネットで探したら、トリップアドバイザーで簡単に見つけて参加できました。

 

ツアー言語は英語で、ガイド、交通費を含めて21ユーロ、¥3,000以下でした。

昼食は含まれていないので、そのときは朝食をいつもより多めに摂りました。

自宅でいつものようにドイツらしい朝食を用意したのですが、実際、食べ過ぎました。

 

このツアーはほとんど毎日行われているようで、ミュウヘンの中心地であるマリエン広場が集合場所でした。

 

当日行ってみると、ツアーガイドは大柄のオーストラリア人男性でした。

参加者はオーストラリアのパースから学術会議のついでに寄ったという若いカップルとニューヨークから来たアメリカ人旅行者で、私と同年代のカップルの合計5人でした。

 

英語ができる日本人が珍しいのか、ガイドも含めて私の苗字を聞いてきたり、本当に日本人なのかを訊ねられたりしましたが、本当の日本人だとわかるととてもフレンドリーでした。

 

人数を確認してガイドがマリエン広場駅からSバーン(ドイツ国鉄)でダッハウ駅まで行くというので、早速地下の駅に行きました。そこから電車で10分程度です。

 

ガイドによると現在のダッハウはミュンヘン郊外の高級住宅街のひとつだそうで、東京でいうところの武蔵野や世田谷みたいなところでしょうか。

ガレージや庭付きの住居が並んでいるような街並みです。私がミュンヘン郊外に住んでいた場所と同じようなところです。

 

違うのは強制収容所があった地域まで、かつて鉄道が敷かれていたあとが残っています。

バスでダッハウ駅から10分ほどで強制収容所があったところまで行きました。

 

バス停から歩いてすぐのところにビジターセンターがあり、料金受付やトイレ、カフェがあり、音声ガイドも貸出しています。

受付で日本語の音声ガイドはあるか訊ねたら、「扱ってない」といっていました。

 

おそらく、ドイツ語や英語がわかる日本人なら私のように個人的にツアーなどで参加することが可能でしょうが、観光客が大勢で押し寄せるようなところではないのでそのようなサービスはしていないのでしょう。

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ここはまだ入り口でしかありません。

この奥に何があるのか、通常の観光地にありがちな期待や興奮といったことが一切なく、あるのは起こったことや悲しい事実を淡々と写実するハードボイルド小説のような感情を抑えた世界が待っていました。

 

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