第4回:波とミックスジュースの話⑤

5話 アナログの意味とは?

はかま先生 ところで、我々、現実の世界は、アナログの世界なんじゃ。

前回、説明したように我々は、刻々と変化する連続した時間軸(タイムドメイン)の世界で生きているんじゃがね。

まと君 連続した世界で一瞬も途切れることなく刻々変化しているんですよね。

しかし、周波数軸では、波から分解された波で基本的な単純な波つまり正弦波サイン・コサイン波の集まりなんですよね。

はかま先生 そうじゃよ。

アナログとは、連続した量の意味だけでなく元の英語 analogy は、類似や相似という意味が含まれているんじゃよ。

ルイちゃん 類似や相似?なんだか難しそう。

はかま先生 いかん>いかん>難しくいってはいかんのだよね。

どんな複雑な波も似たような仲間の集まりなんじゃ。全てが似たようなものが

周波数の世界では繰り返し再現されているんじゃ。

高速フーリエ解析機とは、上述のように時間軸から高速で計算してある波の一部分を切りとり(サンプリング)してフイルター(こし器)で同じ仲間を集めてまとめあげ(グルーピング化)して周波数軸上に基本波に分類できるということなんじゃ。

全てが、似たような物の繰り返しです。

似たものを集めてみると問題発見に繋がります。

「あの人とはウマがあう」、「あの人とは波長があう」、「類が類を呼ぶ」は同じ意味。

表現が異なる類義語で類似性を関連づけるまたは同じグル―プに入れてまとめるという作業(グルーピング)は、問題解決手法の原点なのです。

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ルイちゃん 先生。なんだかすごそうですね。

どんな複雑な波(問題)も似たものをまとめると問題がすっきり解決できるんですか?

これはすごい深いいい話ですね。>

まと君 複雑な波も似たような波の集まりなのでそれをグルーピングしていけば問題が解決する話です。

いやー、今回はたくさん勉強しましたね。

はかま先生 グッホン。ところでなんじゃがネ。

今回、セミナーの主催団体から連絡があってね。

フーリエ自体何者かとの問い合わせがあって物理学者であり数学者のフーリエをもっと詳しく知りたい要望があっての。

それで、この物理・量子力学・経営・生き方・ブレない秘策。つまり「引き寄せの法則」のしくみを一旦、終了することにしたんじゃがね。>>

ルイちゃん それもそうですね。

フーリエとナポレオンの関係とっても純粋に知りかったんですネ。

フーリエって日本人にはまだあまりなじみがないですよね。

まと君 ジャー、今度はどんなタイトルで?

はかま先生 そうだね。フーリエの軌跡(奇跡)引き寄せの原点 仮題でどうじゃろ?

ルイちゃん それは良いですね。楽しみですね。

はかま先生 この物理・量子力学・経営・生き方・ブレない秘策。つまり「引き寄せの法則」を今まで読んでいただいた読者の方々、本当に購読ありがとうございました。

次回、新しいタイトルでお会いしたいと思います。

しばし、さようなら。>>>

ルイちゃん まと君 みなさん、またお会いしましょう。

 

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