・モンスターではなく…
アメリカの教育で「日本とは違うなあ」と思わされる事はいろいろある。
その一つがルームペアレント(Room Parent)だ。
ルームペアレントとは「クラスを代表する親」という意味なのだが、要はクラスのイベント等を仕切る父兄の事。
アメリカの学校(特に小学校低学年)は親の手伝いを非常に要求する。
10月ならハロウィーンパーティー、11月は感謝祭、12月はクリスマスなど、クラス内で行うのパーティーはことのほか多く、親たちが飲み物、食べ物、お菓子などを用意する。
日本だと、まずみんなに声がかかるが、どの親もだいたい拒否する。
でもこの国では、親が子供が通っている学校への手伝いをするのは当たり前のように考えられているから、率先してルームペアレントになる人がとても多い。
そのため9月に学校が始まると、数週間以内に「今年の○○クラスのルームペアレントになりました、○○です。」といったメールが来る。
イベントの仕切りのほかにもうひとつ、ルームペアレントの重要な仕事、それは先生へのプレゼント。

・先生へのお礼
親から先生へプレゼントというのは、日本ではあまり好ましく映らないが、この国ではそんな事ない。
プレゼントの時期は年に2回。最初がクリスマスで、そして年度末の6月。
6月は、1年間の感謝の意味を込めて贈るもの。
どうやるかというと、ルームペアレントが各親に一人あたりだいたい10ドルから15ドルの募集を掛ける。
賛成者はそのお金を払う。
集まったお金でルームペアレントが買い物と包装をして、先生に渡すという流れ。
場合によっては、ルームペアレントが先生に何が欲しいかを聞く事もある。(まあそりゃ、もらう方は欲しい物をもらった方が嬉しいわな)
「それじゃあ、ほとんどの親が参加するんでしょ?」と思われるかもしれないが、実はそんな事はない。
親によっては感謝の意味をもっと込めたいという場合もある。
そういう場合は自分で別のプレゼントを用意して渡したりするから、日本人の俺なんかから見ると、ちょっと驚く感覚だし、恐れ入る。
そして包装もかなり気合が入る。
息子が通っている幼稚園の場合なら、とても大きなバスケットに欲しいプレゼントを山のように入れて、しかもそれを非常に綺麗に包装する。
そつがないと言えば分かりやすいかな。
でもルームペアレントにも利点はあるようで、例えば先生とより親密になれる。
そしてルームペアレントをやる親は、先生や他の親から非常に感謝される。
これは私立学校のお話?と思うかもしれませんが、普通の公立小学校の話です。
友人の一人に私立の学校で先生をやっている奴がいるが、私立ともなると、もっと凄いらしい。
その内容は、今度、彼に詳しく聞いてみます。
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