19.ドア付近のポジショニング考

・乗り降りが大変なんですよ

どこかの回で「自分はドア横ポジションが好き」と書いた記憶があるが、今回はその理由のようなことを図説してみたい(もしかしたら車両の奥が好きと書いているかもしれないが)。

下の図はドア横ポジションである。

ドア付近でありながら、乗り降りの影響を受けにくいラクチンなポジションである。

まれに流れに巻き込まれることがあるがそれは流れが強いのではなく、立ち位置が悪いのである。

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次の図は手すりをつかめる斜めポジションである。

競って取るほどのことはないが、実は過ごしやすいポジションであり逆に言えば足下をすくわれる穴場ともいえる。

一つだけ致命的な弱点を持つが、それ以外はドア横ポジションと同じメリットを享受できる。

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最後の図はつり革列でもっともドアに近いポジションである。

ここはドア付近の混雑の影響を受けやすく、つり革ポジションのわりにラクできない難所だ。

自分ならもっと奥に進んでしまうかもしれない。

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それぞれは、
1.ドア横
2.手すりコーナー
3.第1つり革
と名前を付けるが、もちろん自分が勝手に作った名称である。

なんとなく専門家っぽい雰囲気が出るからだ。

そして、これらのポジションの立ち位置が、通勤サラリーマンの平和にけっこう大事な役割を持っているのである。

 

・「立ち位置」とはなんぞや?

次の図では、体を出っ張らせていない点にまずご注意いただきたい。

 

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実はドア付近の混雑対策では、理想的な立ち位置をしているのだ。

この状態だと、人の流れは滑るように奥へ流れ、混み具合が均一的になるのである。

これを指して「平和」と言ってるわけだが、混雑でいらぬ不快感を溜めてしまうと、何かのキッカケでいさかいが始まる。

そんなトラブル防止に寄与していると思いたい。

 

そして問題の立ち位置のことだが、次の図のように通勤電車をナメきった向きでドア横にいると、乗り込み客の波に飲み込まれること必至である。

「ずいぶん奥まで押されたなあ」と驚いている場合ではなく、波は受け流すのが基本である。

正面から受け止めても、相撲取りでもない限り押し切られる一方だろう。

 

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さらに、ドア横が流されてしまうと次の手すりコーナーの者にとばっちりが回ってくるので注意しておきたい。

このドア横の人は危ない、と気づいたら手すりに腕を巻き付けるようにしっかり固定しなければならない。

一緒に流されるか、自分はやりすごすかだ

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ただし、この手すりはドア横の人も寄り掛かってくる場合が多く、タイミングを見計らって奪取するつもりでないといけない。

「平和は与えられるものではなく、得るもの」と政治っぽく言っておきたい。

それと前述した手すりコーナーの致命的弱点だが、これは真後ろからの押しに晒されることだ。

どこにいようと、人は真後ろから押されるのは弱いものだが、手すりコーナーの人はとくになりやすく、そのために影響を受けやすいのだ。

手すりをしっかり抱いていないと、座っている人に「壁ドン」みたいなことをしてしまうのでなんだか恥ずかしい。

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最後の第1つり革だが、ここが弱いとあとに続くつり革の人全員がとばっちりを食うことになる。

車両の奥が複雑に絡まったような立ち位置になると、乗降に問題が起きやすくちょっとした殺伐さを感じてしまう。

そんな無理して全員乗り込まなくてもあとの電車にしてくれよ、と心から願ってしまう。

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実はここまでが前振りで、次回はその実際というかタイトルテーマ通りの実験と観察をしたいと思う。

 

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