2.狭くても快適な学生寮?
・見るものすべてが新鮮な光景日本にいるときは学生寮に住んだこともなければ、大学の学生寮があったのは知っていたけれども、実際に行ったこともなかったです。 イギリスの大学は必ず学生寮が存在して、Under degree courseの一年生はほとんどの人たちが学生寮に入ります。 もしも空きがあれば何年生でもPostgraduate courseの学生でも住むことが可能です。 学生寮の広さやスタイルはさまざまなものがありますが、他人と同じ部屋のドミトリースタイルはほとんどなく、学生1人の個室が主流です。 En suite(アン・スィート:発音はオン・スィートに近い)といって、トイレやシャワーが付いている部屋もありますし、トイレやシャワーが共同の学生寮も多いです。 どこの大学もキッチンだけは共同で冷蔵庫やレンジも共同で使用します。 食器類やベッドリネン、テレビなどの個人で使用するものはすべてそろえないといけませんが、暖房装置(Radiator)やカーテン、家具類は用意されています。 必ずベッド(マットと枕含む)、机、椅子、タンスが備えてあるので、日本から持参するものは最小限で、シーツ類や食器類は近隣のスーパーマーケットで安く購入できます。 学生寮の値段ですが、大学の寮によっても値段が異なりますが、en suiteの部屋が一週間で25,000円ほどです。 ひと月約10万円で、インターネット、電気、水道代は含まれています。 ドミトリースタイルだとen suiteの約半額からあり、トイレやシャワーが共同の寮はen suiteのだいたい2/3です。 インターネット代、電気や水道代、暖房費などを考えると東京に住むのと同じか、それよりも安いくらいです。
・悩ましい寮内の犯罪学生寮の問題として大きな問題は盗難です。 私がいたころもパソコンを盗まれたり、CDやクレジットカードがなくなっていたりという学生が何人かいました。 犯人はおおむね同居している学生たちではなく、清掃などのスタッフ、外部からの侵入者たちです。 現在ではどこの大学の寮も盗難の保険に加入できるそうです。 次に騒音で困っている学生が多いです。 Postgraduate course(大学院生)だけの学生寮というのも大学によって存在しますが、Undergraduate course (大学)の一年生が多いので、試験がなければ日常的に大きな音で音楽を鳴らしていたり、酒を飲んで泥酔して暴れる学生もいたりします。 また、イギリスはドラッグには寛容な国ですが、違法であることに間違いありません。 しかし、大学の門の外にドラッグの売人がいたことがありました。 大学自体はセキュリティが万全ですが、その外部は東京よりも安全とは言いがたいです。 実際、犯罪が多発している地域の近くにキャンパスがある大学はありますし、ATMでカードを盗まれたり、公園でレイプされたりといったことを見聞きしたことがあります。 さまざまなことに注意が必要ですが、やたら過敏になる必要はありません。 重要なのは留学中は積極的に楽しむことです。
|
Pingback: 英国さ来て〜英語とか勉強すただっす!