15.テレビ大好きアメリカ人

・世界で一番テレビを見る人たち

アメリカでテレビをつけると、本当に沢山のチャンネルがある。

基本的にケーブルやサテライトに加入してテレビを視聴するが、軽く100チャンネルは見れる。

以前読んだ記事によると、アメリカ人が世界で一番テレビを見る時間が長いんだそうだ。

 

「アメリカでは、テレビは一つのエンターテイメントと化しているんだよ」と言われた事があるが、まさにそう。

見忘れた番組があっても、翌日にはオンディマンドで自由に見れるし、最新の映画だって、わざわざ映画観に行かなくても、有料だけども家で見れるものもある。

 

それと、リビングルームだけでなく、自分の寝室にもテレビを置くのも普通。夜遅い番組の時は、そのまますぐ寝れるからだろう。

だから一家に2台あるってのは当たり前。

先日知人が小さいテレビがいらなくなったから、いらないか?って言われたんだが、オイラはまったく必要ないと思って断ろうとしたら、奥さんが「ウチにはまだテレビが一台しかないから、これをもらって寝室に置こうよ~」なんて普通に言われた。

寝室に置いたら、嫌でもテレビを付けるようになって、睡眠時間が短くなってしまうだろうし、寝室に置くっていう感覚が日本人のオイラには、あまりピンとこないから、断った。

 

で最近驚いたのが、車社会のこのアメリカならではの事なんだが、なんとセルフのガソリンスタンドでガソリンを入れる機械に、小さなテレビが付いていた事。

ガソリンを入れている間にどうぞって事なんだろう。

そこまでしてテレビを見たいのか、アメリカ人って?ガソリンを入れる時間なんて、たかが知れてるのに、そこにテレビがあるという事実に驚いた。

テレビ

・実在する、テレビを見ない人たち

でもそれとは逆に、テレビを家に置かないって人も中にはいる。

知人の中にも何人かいるが、理由を聞くと、テレビは子供に良くないし、家族間の会話がなくなるからという理由から。

「家にテレビがない方が本当は良い」と聞いた事があるが、なんとなく分からなくもない。

日本では、テレビをあえて置かないって人に会った事ないが、なぜかテレビを一番良く見るここアメリカで、テレビを置かないって人に既に2家族以上出会っているから面白い。

 

それと、学校のイベントで、「ノー スクリーン ウイーク (No Screen Week)」というのが一年に一回ある。

このイベントのある一週間は、子供達はテレビや映画観のスクリーンを見てはいけないルールで、もし一週間頑張って見なかったら、学校が子供達にご褒美をあげるというもの。

学校挙げてそのようなイベントをするぐらいだから、いかに普段、子供達が家でテレビを見ているかという事なんだろう。

 

友人との会話で、様々な支払いが厳しかったり、ローンが大変だとかの話になると、「じゃあ、ケーブルテレビを解約しないと駄目だな~」という決め台詞みたいなものがある。

まあそれほどアメリカ人にとって、テレビは大切って事なんですな。

 

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