第3回:波の性質から教えられること①

1話 用語に惑わされないようにしてみては?

はかま先生 波の性質を始める前に重要なことを忘れてはならないんないんじゃが?。

ルイちゃん 先生 それはどゆーこと。

はかま先生 要は、日本ではいろいろな学会がたくさんあるということだよ。

まと君  例えばどのような学会ですか?

はかま先生 例えば、電気や電子系学会や機械系学会さらに熱系学会や音響系学会等々じゃ。その業界の専門の学会があり縦割りの社会構造になっているんだよ。

まと君  つまり、同じ真理であっても業界の専門用語があるため、混乱する場合がよくあるっていうことですか?

はかま先生 その通りじゃよ。さすがじゃ。例えば、下の表で見てみるとわかるが、電気系での「電圧」は、機械系では力と言ったりするんじゃ。熱系では、「温度」と言ったり音響学会系では「音圧」というんじゃがわかるかい?

ルイちゃん 下の表をみるととても良くわかりますね。でも本当に表現が異なりますね。

image1

はかま先生 電気系の電気回路の電圧や電流や抵抗は、下の図のように熱設計では同じ回路で考えられているが用語がまるで異なるんじゃよ。

まと君 なーるほど。けっこう解りやすい図ですね。でもやはり業界でこうも用語が違うんですね。

はかま先生 下の図は概念として電気回路の用語が熱設計回路に応用されているんじゃよ。

image2

はかま先生 更に下の図も同様に、電子部品が熱設計ではつまり用語が異なるんじゃよ。中学で習ったオームの法則は、左側の電子系の「電圧」は熱系では「温度」と呼ぶんじゃ。電子系では「電流」は熱系では「熱流」じゃよ。「電気抵抗」は「熱抵抗」と呼ぶんじゃ。本当に用語が異なるんじゃよ^^

image3

 

第3回:波の性質から教えられること
2話 ところてんの製作道具とは?

 

One Comment

  1. Pingback: 第2回:取り巻く波っていったいなんだろう?⑤ | WEBぱるマガジン

コメントを残す