11.親の仕事は就職先と安全の確保

就職氷河期に社会へ出ました。

同期はもとより、上の先輩方も希望した職業に就けず転職を繰り返します。

起業に失敗し音信不通となった友人もいます。

少し後の世代になると好景気に変わったため、就職に成功し安定した生活を築いている方が多いです。

 

子供の教育は大切です。

それと同じくらい就職先、仕事を作ることが大切です。

現在は東京オリンピックまで続くといわれる好景気から人手不足であり、外国人労働力を受け入れています。しかし、移民国家の米国は殺人発生率が日本の約10倍であるように、外国人が増加すると犯罪も増加します。

 

1984年にユーゴスラビアでオリンピックが開催されました。しかし、8年後の1992年には多民族国家ユーゴスラビアは分裂します。

ユーゴの一地域であり、人口、面積ともに北海道の約2/3のボスニア・ヘレツェゴビナではすべての村が破壊されます。50万人以上の人が家を失い、250万人が難民となり、14~25万人が殺害されました。

撒き散らかれた数千の地雷による負傷者にいたっては統計できないほどです。

 

富は嫉視を招き、弱さは強盗を招きます。

労働力として受け入れた外国人、日本国籍を付与した移民が外国と手を結び、強盗となることに備えなければなりません。

お金持ちは防犯にお金を使います。

世界一のお金持ちである米国は毎年60兆円以上を軍事費に使い戦い続けています。

 

日本が軍事力を強化しようとすると「軍国主義の復活」と非難を受けます。

この非難は自惚れを生みます。日本は強いと思い込みます。

しかし、実際は経済力が100分の1以下である北朝鮮よりも日本は弱くなっています。

日本単独で北朝鮮と戦った場合300万人以上が亡くなると予想されています。太平洋戦争で亡くなった310万人と同じ数が一方的に殺害されます。

1,000km先から100発以上のミサイルを撃ち込める北朝鮮。

18万人の特殊部隊を含む100万人強の軍隊を誇り、日本国内に多数のスパイをようする北朝鮮に日本は手も足も出ません。

拉致された女の子を40年以上も取り返せず、抗議することしかできないのが現在の日本です。

 

15世紀にドイツ騎士団を撃破し、黒海からバルト海にいたる広大な領土を築いたポーランドは第2次世界大戦前、英仏との同盟と過去の栄光を信じて軍事力の増強を怠ります。

このためドイツとソ連に分割されます。

1939年9月のドイツ侵攻による戦死者はポーランド人口の0.4%にあたる約13万人でした。しかし、武器を置いて降伏し抵抗できない状況において人口の20%である600万人が殺害されています。

 

20世紀に米国と世界最大の航空戦(米:空母15隻、戦艦7隻、日:空母9隻、戦艦5隻)を演じた日本ですが、現在は空母も戦艦もありません。

竹やりでは核兵器にもミサイルにも勝てないため、国内の暴動と外国の侵攻により人口の0.4%にあたる48万人が瞬く間に戦死します。そして占領後の抵抗できない状況において人口の20%である2,400万人が殺害されるでしょう。

 

子供の教育だけでなく、仕事を作り安全を守ることが親の務めではないでしょうか。

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