28.熱すぎる声援

うちの息子は数年前からサッカーを始めた。

昨年は市内のリーグに入っていたが、今年は地元のクラブチームにも入った。

ここ東海岸はヨーロッパに近いせいか、サッカー人気はとてもある。

とてもあるから、親の本気モードもとてもある。

しかも日本人とは違って、感情を出しやすいカルチャーのアメリカだから、日本人からするとちょっと驚かされる事がある。

28_熱すぎる声援

例えば市内のリーグ。

親はフィールとを挟んで監督とコーチ、控えの選手たちとは反対側に座るルールがある。

(日本でも最近は同じなのかな?) なんでかなぁ?と思っていたが、その理由が分かったのは数試合経過してから。

選手に指示を出すのは監督とコーチだけのはずだが、どうしても我が子に指示を出してしまう親がたまにいる。

というか、日本に比べると結構いる 汗。

 

どういう指示かというと、「頑張れ!」とか一般的な声援ではなく、「右に走れッ!」とか「よし、そこ、左にパスを出せッ」など結構具体的。

しまいには、他人の子にまで指示を出してしまう

 

親が指示を出してしまうと、子供たちは監督とコーチの指示と混乱してしまう。

先ほどのルールは、そんな理由から出来たようだ。

でも、親の声が大きいと、監督の指示はどうしても子供たちの耳に入りずらくなってしまう。

 

そんなシーズン中、リーグ関係者から保護者に一斉メールが来た。

曰く、「監督、コーチから選手達への指示の妨げとならないよう、保護者から選手たちへの指示は出さないようお願いします。またレフェリーへの抗議もしないようお願いします」との事。

そんなメールを読んでも、我が子が目の前でプレーしていると、そんな事はすっかり忘れてしまうのが親。

なので、市内リーグでは「静かにしましょう週間」がある。

この週になると、親は一切子供たちに対して指示だけでなく話しかけてはならない。

 

これが今度はクラブチームになると、さらに激化。

クラブチームで子供をサッカーさせるぐらいだから、親も真剣。

監督から静かにしてほしい旨のメールが来ているのにも関わらず、我が子に指示を出してしまう親は一部いる。

しまいには、試合中に監督の堪忍袋の緒が切れてしまい、保護者が座っている観客席に対して、「自分から選手への指示が聞こえないから、いい加減静かにしてくれッツ!」と怒鳴るケースまで起きてしまう始末。

最悪の場合には、親があまりにもうるさいから、親が出入り禁止になってしまうケースや、退団とされてしまうケースも起きた事があるらしい。

 

どの国でも、親は我慢ですな。

 

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