第1回:物理や量子力学へワープ(引き寄せられる)きっかけとは?〔掲載2〕
2話 ユニーク(個性的)で魅力的(アトラクティブ)な哲学の教授の授業ドイツ語の専門以外で教養部門として大学でたまたま単位の取得の為、哲学の授業を取りました。 あくまで、興味本位で取った授業ですので本当に哲学に関心があったわけではありません。 しかし、教授が、あまりにも個性的でした。 それは、まず教授(先生)の出で立ちが、変わった方でした。 年齢は、60才前後のご高齢風で身長は、175㎝程度でかなりがっちりした体格の方でした。 授業では、毎回、紋付袴(もんつきはかま)で登場されます。 とてもインパクトがありこの時、「ユニークさ」が「個性」というものを強く感じた瞬間でした。 とても興味深いのは、頭が白髪でしたが、長く飛び出た鼻毛も白髪でしたのでその強烈な印象だったので一生この先生を忘れることはありません。 とてもユニーク(個性的)ですが「魅力的(アトラクティブ・引き寄せ)」な先生でした。 3話 45年前のワークショップ(共同作業)この哲学の授業では、40人程の受講者でした。 授業内容では、何か本を使ってむずかしい内容でしかも、固苦しいものの講義かと思っていたら全然違っていました。 授業内容は、5人程のグループに分かれ自分たちでストーリー(物語)を考え自分たちで演出しテープにその物語を制作しテープに音を入れるという期限付きの課題(目標)でした。 1970年頃は、パソコンという概念やウォークマンの概念もなくCDやDVDの概念もない時代です。 ラジカセがやっと主流になっていた頃の時代です。 現在では、講師が、一方的に講義や説明するティーチング手法から受講生に考えさせるコーチング手法があります。 更に、チームでテーマに沿って共同作業を行うワークショップ(共同作業)の手法が現在のセミナーの主流ですが私の哲学のこの授業は45年前のことです。 当時のワークショップの授業は、画期的といより違和感が付きまとう授業です。 先生が一方的に説明するスタイルではないのです。 全く今までなかったものを発想しいろいろな個性ある仲間達で編成されたチームでは、コミュニケーションが重要です。 共同で何かを作り出し期限までにテープを提出しなければならないのでとても過酷で大変でした。 授業では、各チームの作業の打ち合わせで終わりバックの音、例えば、雨嵐の音や車の駆動する音や波の音などを屋外で生録音し更に演出の出演者の声を被せる録音法は、当時のラジカセで取ることは大変な作業でした。 つまり、音をチャンネル毎に入れる4チャンネルのマルチトラックレコーダーが、もし当時の市場にあればもっと便利で効率的な作業ができたはずですが、その時代ではそのような物はなかったはずです。 そして、チームの仲間と準備や段取りや実際の作業割り当て(持ち場・責任担当の仕事)で意見の相違でぶつかることもしばしばです。 うまく作業が進まないのは、割り当てられた仕事がうまくいかない状況ですが、その場を逃げ出せない状況に追い込まれたのです。 結果、できなければ単位取得できないからです。たかが、20分程度の作品内容ですが、個人の力(部分)とチーム力(全体)のバランスがとれるまで半年ぐらいかかったと記憶しています。
4話 「持ち場」と「三昧境地(ざんまいきょうち)」
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面白いですね。今日まで、こんなメルマガがあるとは、知りませんでした。続きを待っています。