第1回:物理や量子力学へワープ(引き寄せられる)きっかけとは?〔掲載3〕

4話 「持ち場」と「三昧境地(ざんまいきょうち)」

03

この哲学の授業で後半に全員が集まり各チームから出来上がった各テープを披露する機会が来ました。

各チームも苦労して作った「達成感」があり「とても良い気分」の授業だったのは言うまでもなくこの「場」を全員で「共有・共感」していたことは決して忘れることはありません。

 

先生の最後の授業に2つの言葉が送られました。

それは、「持ち場を守る」ということです。

 

もう一つは、「三昧境地(ざんまいきょうち)」という言葉です。

この教授は、本質的にこの哲学の核となる2語につきることを先生は教えたかったと考えます。

 

これは、その後、就職し仕事をして結婚し子供を設け自分の家を持つ過程等は、人生のライフスタイル(生き方)にすごく関連し影響しあいこの上記のキーワードがいつも頭から離れず、その真の解明に永年、「引き寄せられていた」ことは全く想像できませんでした。

したがって、この2語の解明の冒険書かもしれません。

スライド3

5話 旅行業からコンピュータ関連会社へ転職し七転八倒 

私が、大学卒業後に当時、花形産業である旅行業が急成長していた1980年代頃です。

いわゆる、高度経済急成長時代で物作りの企業からサービス産業が生まれ始め所得も

増えてきて少しゆとりの世代が海外旅行でも行こうかなという時代です。

1週間程度のヨーロッパ旅行ですら60万円の程の販売価格です。決して安くはありません。

 

アメリカやハワイ旅行でも安くはない時代ですが、多くの方々の海外や国内旅行の需要ブームが起こり始めていた頃、ある小さな旅行会社に就職しました。

そこで営業だけでなく営業で獲得してきたお客様を企画した旅行で一緒に同行して旅を楽しんでいただく添乗業務を行ってきました。

私は、20代前半で添乗し国内旅行で日本全国へ北は北海道から南は九州や沖縄へ回ってきました。

ただで旅行ができてお客さに喜んで頂くのは大変すばらしい職業だったのです。

 

しかし、1980年ごろからコンピュータという概念が日本に浸透し始めコンピュータ系の

会社のお客様を職場旅行で添乗する機会が増えました。

その時、何か新しい波が押し寄せてきていると「直感」しました。

旅行業は、とても楽しく素晴らしい職業ではあったのですが何か物足りなさを感じていたので思い切ってコンピュータ系の会社に転職しました。

 

当時は今思えば、無謀な挑戦でした。

私の七転八倒(しちてんばっとう)の時代が始まりました。

なぜなら、そのころから物理や数学を学ぶ理系が台頭している時代の移り変わりにいた時期でした。

私は、文系で語学系でしたので、物理や数学の知識も全くなく会社の商品のカタログが、90%ほどがカタカナ英語で表現され日本語であって日本語でない専門用語が散りばめられ全くチンプンカンプンでした。

会社の商品が何のための機器なのか全くわかりませんでした。

しかも、勉強しようにも町の本屋に関連書籍がないのです。

 

私が、入社したこの会社は、当時、米国の最先端のOS(オーエス)がUNIX(ユニックス)を搭載し用途が画像解析や音響解析ができるコンピュータのハードやシステム販売する最先端のベンチャー企業でした。

まだ、これからの新しい分野に躍進する企業でした。

更に、半導体圧力センサーの輸入販売や工業用の電子機器を製作し販売していたことを会社に入ってから2年後にようやくこの会社がどのような会社なのかやっと把握できたのです。

当時、ユニックスのオーエスについて書かれた書籍がほとんどなかったので勉強できなかったのです。

また、音響解析に関しては、工学書は、一部あったものの高額で数式だらけで専門用語が多く難解でした。

コンピュータ関連は、発展途上で技術が、日進月歩で変わりゆき多くのお客様が難しいことを難しくいう方が多く私は、混乱し奈落の底に幾度となくつき落とされた経験は、数しれず本当に、悩んだ時期がありました。

商品内容がお客様にしっかりと説明できなければ製品は売れず営業マンとしては失格だからです。

しかし、多くの顧客へ訪問しているうちほんの一部ですが、難しい難解なことを優しく解りやすく教えてくれるお客様がおられました。

コンピュータや物理や電子や電機や化学の難解なことをとても解りやすく教えて頂くお客様がいて「なんだそうだったのか」とやっと理解し始めたのです。

例えば、「電圧 でんあつ」と「音圧 おんあつ」とは、同じ概念で業界や学会の専門用語に振り回されていたことに気づき少しずつお客様から教えて頂いたことがわかってきて絶えず、現場で勉強してきた経緯があります。

最後にコンピュータや物理がとても面白いものだと気づかされました。

 

その甲斐あって当時、この会社の商品のアイソレータという電子モジュールを日本の産業ロボットの先端企業のロボットの制御盤に搭載する大量の受注販売に成功しました。

従って、不思議な縁ですが、当時の下積み経験があって現在、最先端のロボットの工作キットや電子ボードや計測器やセンサーを輸入販売しています。

 

そして、物理や量子力学が、哲学や教育や宗教も包括しその自然の法則を内包し引き寄せられこうして現在、出稿しています。

現在は、ロボット開発に物理や工学関係の先生や学生だけでなく文系の哲学系や教育系の学生が多く参画し、文系や理系の「部分」から統合的研究[全体]により最先端のロボット研究開発が盛んに行われているのです。

スライド4

このタイトルでは、とにかく難解と思われることを出来るだけわかりやすく紐解き(分解・部分)そこから「全体」として調和(仕組み作り)や「共感」までに「展開」して行きたい所存ですので読者の方はぜひ応援して頂ければ幸いです。

すでにこの1回目で物理や量子力学の重要なキーワードが多く散りばめられています。

電子が飛びだすことを「遷移」と言います。

英語で「ワープ」と言います。

さあー、これから冒険旅行へ「ワープ」が始まります。

 

第2回:取り巻く波っていったいなんだろう?
1話 個性(ユニーク)ある登場人物のご紹介

 

One Comment

  1. Pingback: 第1回:物理や量子力学へワープ(引き寄せられる)きっかけとは?〔掲載②〕 | WEBぱるマガジン

コメントを残す