第3回:波の性質から教えられること④
4話 波は螺旋構造 行詰まったら原点に戻って見直してみては?はかま先生 なかなか変化できない人が普通だよ。とにかくあせらないでいいんだよ。 物理の自然の法則は、慌てないんでいいんだよ。 少しずつ理解していけばいいんだよ 次は、波の性質は螺旋構造なんじゃよ。 ルイちゃん 先生わかりました。ここはひとつ焦らないでじっくり行きますわ。 私はもう大丈夫です。先へ進めてください。 はかま先生 下記の図のように人間の遺伝子情報のDNAやギリシア時代から使われてきたねじは、螺旋構造を持っているんじゃよ。 まと君 ネジは裸子(らし)ともかいてネジって呼ぶんですね。 はかま先生 さすがだね。よく知っていたね。 上図の螺旋(らせん)は、回転しまたもどっていく構造なんじゃ。 但し、同じところに戻ってこないんじゃ。 何か問題があったとき、原点に戻り帰ってきたときには同じ場所ではなく上段(上階)に前進しているわけじゃがね。 ルイちゃん 一度、原点に戻るということとですか? はかま先生 一度、原点に戻ることが重要であると考えます。 一度、原点へ戻り帰ってくると少し上の段階へ進んでいることがわかります。 ビジネスでは、絶えずやりながら見直していく「PDCA・ピーデーシーエー」に利用されているんじゃが。 つまり「Plan 計画」・「Do 行動」・「Check 見直し検証」・「Action 改善実行」の略をとったものなんじゃがねー。 ルイちゃん 「PDCA・ピーデーシーエーですか?」見直しですか? はかま先生 螺旋構造は、一度、原点に戻り見直すことが重要だと教えているんじゃ。 そして、「効果がでるまで変わりずつけなければなりません。」一歩一歩またはコツコツと山頂を目指していくことです。 ルイちゃん 一歩一歩またはコツコツですね。 はかま先生 私は、富士山に数度も登頂した経験があるんじゃが、登山のガイドさんは、「小幅で少しずつゆっくり登ってください。」と指導があるんじゃ。 急いで早足で登ったりするとエネルギーが消耗され、結局、疲れて高山病にかかり酸欠で倒れたりする登山客が多いそうだとのことだよ。 つまり、一歩一歩またはコツコツとあせらず山頂を目指していくことを心がけると、体に負担を掛けないで高山病にかからず少ない労力で登頂できると言っているんじゃが。 ルイちゃん そうですか?何事もあせらず少しずつやった方がよいということですか? はかま先生 まず、行詰まったら原点に戻って見直してみてみるんじゃな? ルイちゃん なんか先生、元気がでてきましたね。あせらなくてよいんですね。 まと君 ルイ先輩 元気になってよかったですね。
第3回:波の性質から教えられること
|
Pingback: 第3回:波の性質から教えられること③ | WEBぱるマガジン